サイボウズ、コーポレート・ベンチャー・キャピタル「kintone Teamwork Fund」を組成

アーリーステージ以降のスタートアップを支援しkintoneエコシステム拡大を目指す

2023.07.04
サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下サイボウズ)は、「チームワークあふれる社会を創る」というサイボウズの企業理念に共感し、「kintone(キントーン)」基盤の新サービスの開発や、生成AIやWeb3など新技術領域、ノンデスクワーカー領域、海外向け事業等に取り組むアーリーステージ以降のスタートアップ企業に対して出資・事業化支援を行うコーポレート・ベンチャー・キャピタル(以下CVC)「kintone Teamwork Fund」を組成し、7月4日(火)から出資および支援を希望する企業の募集を開始します。

公式サイト:https://page.cybozu.co.jp/-/teamworkfund/

kintone Teamwork Fundキービジュアル画像

「kintone Teamwork Fund」組成の背景

サイボウズはこれまで、チームで利用するグループウェアやツールを開発し、チームワークあふれる社会の実現を目指して事業を行ってきました。業務を効率化し、共有できるクラウドサービスの中でも「kintone」は、国内で東証プライム市場の3社に1社、29,500社以上に導入され、チームワークを支える業務基盤として幅広いお客様にご利用いただいております。また、パートナー企業とともに連携サービスの開発やライセンスの販売、お客様への導入支援等を協働することで、サイボウズ独自のエコシステムが構築されつつあります。
一方で、「チームワークあふれる社会」を実現するためには、既存の枠組みや従来の進め方では思うようにいかない課題感も抱きつつあります。具体的には、「①新技術を活用した提案ができるパートナーの数が不足していること」や、「②現状提供できているサービスによって業務効率化が実現できる対象がデスクワーカーに偏重していること」、「③文化や歴史的背景の異なる海外での浸透に時間がかかっていること」などです。これらの課題を乗り越え、サイボウズ独自のエコシステム全体に変革を起こすことで、加速度的に社会全体のチームワークを向上させるキードライバーとして、「kintone Teamwork Fund」を創設し、人やモノ、資本金を以ってスタートアップ企業を支援していきます。

投資方針・支援内容

1.出資対象:
アーリーステージ〜ミドルステージを想定し、2025年までに20〜30社程度、中長期的に社会全体のチームワーク向上に貢献する事業に取り組むスタートアップを対象とします。

2.注力領域:
kintoneなどサイボウズの事業と連携を計ることを見越した上で、①Web3や生成AIなど新技術を活用したサービス②社会インフラ、医療、農業をはじめとしたノンデスクワーカーなど、kintoneの活用がスタンダードになっていない業界向けサービス③グローバル市場向けサービスを中心にスピーディーに出資を行います。

3.支援内容:
出資だけではなく、kintoneの無償ライセンスの提供(2年間)、パートナー制度を活用した拡販の支援、資金調達に関する相談から事業内容に関する相談まで可能なオフィスアワーの設置を予定しています。また、2023年秋以降には、スタートアップ向けピッチイベント等も開催する予定です。

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サイボウズ株式会社 広報部:浦田、山見
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TEL: 03-6757-1250 / MAIL: pr@cybozu.co.jp

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