京都大学 教職員の情報共有システムをGaroonに刷新
クラウドで12,500名の教職員が利用、G Suiteやkintoneとも連携
サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下サイボウズ)は京都大学が掲げる「業務支援ICT戦略」の一つとして、教職員約12,500名に「Garoon(ガルーン)」が採用されたことを発表いたします。なお、老朽化したオンプレミスのグループウェアからクラウドへのリプレイス作業は株式会社富士通エフサスにて行いました。本移行について、京都大学IT企画室長/電子事務局部門長の永井靖浩教授へのインタビュー記事にて詳細を公開しています。
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2011/16/news002.html
老朽化グループウェアから脱却、便利な教職員用ポータルを実現
京都大学では、2005年から職員向けポータルとして、オンプレミスのグループウェアを導入し、2009年度から対象を教教員に拡大して運用されていました。教職員からの要望をもとにカスタマイズされたグループウェアは、膨大なメンテナンスコストや管理者の負担がかかる一方で教員の利用率が上がらないことが課題になっていました。
この度のポータル刷新にあたっては、管理者の負担を軽減できるクラウドサービスが前提となり、これまで利用してきた機能が再現できる、かつ複数のクラウドサービスとの連携や親和性を重視してGaroonの採用に至りました。メールなど一部の機能はG Suiteを利用し、「※PIMSYNC」を使ったGoogleとGaroonの連携を行うことでより利便性の高いサービスとして教職員にご利用いただけています。
また、職員録や契約実績検索システム、大型設備検索システムとしてkintoneも採用し、Garoon、kintone、G Suite(現Google Workspace)は同じ認証システムで利用いただけるような連携を実装しています。
※PIMSYNC 製品サイト:https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2011/16/news002.html
株式会社セゾン情報システムズが提供する、スケジュール連携ソフト。
クラウド化により管理者の負担削減、BCP対策も万全に
Garoonへの移行後は、サーバーメンテナンスの負担がなくなり、管理体制を2名から1名体制に変更されました。サイボウズが運用するデータセンターをご利用いただくことで、自前でのBCP対策を最小限に抑え、安心してご利用いただける教職員用ポータルへと進化しました。 サイボウズでは、今後もアカデミック機関がより安心で快適なポータル利用を行い、業務効率化にお役立ていただけるサービス提供を推進してまいります。
Garoonとは
製品サイト:https://garoon.cybozu.co.jp/
サイボウズ株式会社が提供する、国内外5,800社270万人に導入されている中堅・大規模組織向けグループウェアです。数万人規模でも安心して利用できる高いスケーラビリティと使いやすさを両立。全社の情報共有基盤としての役割はもちろん、部門や拠点間の垣根を超えたコミュニケーションを促進し、チームの力を最大限に引き出します。多言語・タイムゾーン対応で企業の国際化を強力にサポートします。
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