全国初、県内全自治体の情報共有基盤 「とっとり行政イントラ」にGaroonを採用

自治体専用の安心安全な環境で高度な情報共有を実現

2018.02.26
サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社(以下、サイボウズ)は、鳥取県及び県内全市町村で組織する「鳥取県自治体ICT共同化推進協議会(事務局:鳥取県情報政策課)」(以下「協議会」)が共同調達・共同運用する「とっとり行政イントラ」に、Garoonが採用されたことを発表いたします。

▼「とっとり行政イントラ」でのGaroon活用事例こちら
https://garoon.cybozu.co.jp/cases/tottori/

 「とっとり行政イントラ」は、同協議会がメールやFax、電話などの従来型の情報連絡手段によらない県内全自治体間を繋ぐ新たな情報共有基盤(グループウェア)を、情報セキュリティ面で安心安全なLGWAN-ASPとして構築することを目指したもので、平成29年2月に全国初の取組みとして運用開始されたものです。

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<LGWAN-ASPを利用した「とっとり行政イントラ」の運用イメージ>

自治体をつなぐ情報共有基盤の必要性

これまで自治体間(県及び市町村間)のやりとりは、一定の容量を超える添付ファイル付メールが送受信できない、担当者が不在の場合、他の職員に共有されず重要な情報が埋もれてしまう、他団体への照会作業は、照会する側も回答する側も、宛先設定や進捗管理が煩雑であるといった情報連携における多くの課題がありました。これらの課題を解決するために、メールやFax、電話などの従来型の情報連絡手段によらない、かつインターネット環境から分離された県内自治体専用の安心安全なシステムを共同調達することが協議会にて決定されました。

Garoonのご利用状況

スペースおよびディスカッション機能を主にご活用いただいております。 関係者のみが閲覧できるスペースで情報共有・意思決定ができるため、事務の効率化・スピード化の他、関係者以外への情報漏えいが起きるリスクがない点について評価をいただいております。

「とっとり行政イントラ」導入の効果

(1)LGWAN-ASPとしてシステム構築したことで、インターネット環境から分離された県内自治体専用の安心安全な情報共有基盤を全国で初めて実現

(2)自治体の枠を超えた職員同士で、システムの機能を活用した高度な情報共有を実現

ア.ディスカッション機能

⇒特定のグループにおいて、意見交換や情報交換、意思決定が可能
情報はシステム内に一元的に蓄積され、アクセス制御により安全に管理

イ.スケジュール共有機能

⇒会議開催日程の共有など

ウ.ファイル共有機能

⇒電子ファイルを共有するための書庫(業務の効率化に寄与)

エ.掲示板機能

⇒利用者に向けた共通のお知らせ

(3) ディスカッション機能を活用し、情報システムの調達や構築・運用中における仕様検討等に市町村担当者も参加することで、市町村情報部門の人材育成に寄与

活用実績(平成30年2月現在)

運用開始から1年が経過し、以下の活用実績のほか現在も利用範囲が拡大しています。

  • ・会計検査分野、税務分野
  • ・災害対策分野
  • ・国家戦略特区(外国人雇用)分野
  • ・次世代エネルギー推進分野
  • ・法制分野
  • ・地方創生推進交付金分野
  • ・情報セキュリティ対策分野 など

Garoonとは

公式サイト:https://garoon.cybozu.co.jp/

国内外 4,400社200万人に導入されている中堅・大規模組織向けグループウェアです。数万人規模でも安心して利用できる高いスケーラビリティと使いやすさを両立。全社の情報共有基盤としての役割はもちろん、部門や拠点間の垣根を越えたコミュニケーションを促進し、チームの力を最大限に引き出します。多言語・タイムゾーン対応で企業の国際化を強力にサポートします。

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サイボウズ株式会社 ビジネスマーケティング部 広報:日高、別府
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