戸田建設における作業現場ポータルに「kintone」採用

現場の生産性向上のため協力会社と円滑に情報共有、基幹システムと連携し1万人が活用

2017.12.13
サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社と、M-SOLUTIONS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤光浩、以下M-SOL)は、戸田建設株式会社(本社:東京都中央区、社長:今井雅則、以下戸田建設)の建設作業現場における情報ポータルとして、「kintone(キントーン)」が採用されたことを発表します。1万人超の大規模利用に加え、現状約3700社の協力会社との情報共有および取り引きにもご活用いただいています。

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情報共有インフラ活用で「生産性No.1の作業所」を目指す

 通常建設現場では、作業所ごとに建設会社・工務店・資材関係会社など、様々な協力会社が連携して作業を行います。ゼネコン業界で「生産性No.1・安全性No.1の進化」と「差別化価値の獲得」という目標を掲げる戸田建設は、この作業所における情報共有手段にICTを活用することを決定しました。「情報共有の容易さ」「規模感に見合う運用性」そして、誰でも簡単に使える「操作性」という要件を満たすだけでなく、kintone特有の「メンテナンスの手軽さ」や「今後の拡張性」といった点が評価され、採用となりました。また、今回は複数のkintoneディベロッパーが開発支援を行っており、その中でM-SOLが中心として取りまとめを行い、プロジェクトをけん引しました。M-SOLは、サイボウズのパートナーとして豊富な実績があり、プロジェクト全体の進行管理および、戸田建設の要件に合わせたkintoneのカスタマイズを担当しました。
アプリ制作にあたっては、kintoneの特性を最大限に活かし、モックアップでイメージを共有しながら画面を構築し、あとから機能を足していくというアジャイル開発により、わずか3か月という短期間で立ち上げを実現し、開発期間の圧縮に貢献しました。

常時約400の作業所ポータルを運用

戸田建設では大小合わせて年間400を超える建築・土木のプロジェクトを手掛けており、プロジェクトごとに現場事務所である「作業所」が設置されます。今回kintoneにて構築された「作業所ポータル」では、作業所で行われる申請書類の作成や行事予定、協力会社との各種調整、本部への報告業務などさまざまな業務の負担を軽減するため機能や、協力会社向けのマニュアルが提供されています。 また、基幹システムと連携することで、本社や支店では作業所からの報告内容がいつでも確認できるようになっており、以前は作業所ごとに確認していた従業員の業務や休暇などの状況をkintone上から一覧で確認できるなど、本社と作業所間の情報共有やコミュニケーションの円滑化を実現しています。 171213_img_02.png

現在、戸田建設と3500を超える協力会社間で約1万ユーザーがkintoneを利用しています。今後2020年頃までに1万5000ユーザー以上の規模となる見込みです。

導入事例の詳細はこちらをご覧ください。

M-SOL:
https://m-sol.co.jp/service/kintone/contents/case/toda.php

サイボウズ:
https://kintone-sol.cybozu.co.jp/cases/todakensetsu.html

▼ サイボウズの提供するkintoneの詳細はこちらをご覧ください。
https://kintone.cybozu.com/jp/

▼ M-SOLの提供するkintone関連サービスの詳細はこちらをご覧ください。
https://m-sol.co.jp/service/kintone.php

kintoneとは?

サイボウズ株式会社が提供する、業務アプリ開発プラットフォームです。営業の案件管理、お客様からの問い合わせ履歴やクレーム対応の管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、従業員の業務日報など、お客様の用途に合わせた業務アプリの作成が可能です。アプリケーションはノンプログラミングで開発できます。また、社内SNSのようなコミュニケーション機能を活用することでスピーディな情報共有が可能になり、業務効率化を実現します。

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