サイボウズ株式会社(東京オフィス:東京都中央区、社長:青野 慶久、以下サイボウズ)は、横浜市の区局共通グループウェアとして、エンタープライズ向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」(以下、「ガルーン」)が評価され、導入されたことを発表いたします。
導入の背景:2020年の市庁舎移転に向け、グループウェアの統合が急務に
横浜市では、従来各区局で個別のグループウェアを活用しておりました。しかし、区局を超えて職員が異動する際、以前使っていたグループウェア環境を引き継ぐことができないなど、区局間で情報連携されていないことによる非効率が散見されていました。このため、2014年に策定した「横浜市情報化の基本方針」の中でも、庁内グループウェアの統合を具体的施策に挙げていました。また、各区局で個別に導入されていたグループウェアの稼働OSの多くが、2015年7月にサポート終了するWindows Server 2003であったことから、その更新を確実なものとするためにも、区局共通グループウェアの検討を進め、2014年度に統一基盤として「ガルーン」を採用いただき、2015年3月から稼働しました。現在は約8,000名でご利用いただいています。
横浜市では、2020年には市庁舎を移転し、現在民間ビルに点在している執務室のほとんどが1箇所の市庁舎に集まる予定です。ビルが統合されるため、会議室の共有等を行うためにもグループウェアの統合が必須となります。そこで、新市庁舎への移転前に全区局への導入を目指します。
今後の取り組みについて
横浜市では、今後4年をかけ利用者を徐々に拡大していき、2019年度にほぼ全区局、約2万人での利用を予定しています。まずは、各区局への展開を目標とし、スケジュール共有化を図ります。その後、「ガルーン」の機能を利用して、さらなる情報共有の効率化を実現してまいります。
横浜市役所さまからのコメント
横浜市では現在、「ガルーン」を約8,000名で利用しています。「ガルーン」導入前は区局ごとに情報が閉じてしまい連携がしづらいといった課題があったのですが、導入した結果、区局をまたいだスケジュール調整なども非常に楽になり、内部事務が効率化されただけでなく、区局間での情報共有の促進にもつながっています。また、人事情報との連携により、これまで毎年度各区局で実施されていた、異動に伴うユーザー情報の管理作業が大きく軽減されました。2020年に市庁舎を移転し、横浜市全体で、より一体感のある市政を推進していきたいと考えています。そのチームワークの礎として、「ガルーン」をさらに効果的に活用していきたいと考えています。
総務局 しごと改革室 ICT基盤管理課長 山田 伸也氏
サイボウズ ガルーン製品概要
https://garoon.cybozu.co.jp/
国内外 3,800社に導入されているエンタープライズグループウェアです。数万人規模でも安心して利用できる高いスケーラビリティと使いやすさを両立。全社の情報共有基盤としての役割はもちろん、部門や拠点間の垣根を越えたコミュニケーションを促進し、チームの力を最大限に引き出します。多言語・タイムゾーン対応で企業の国際化も強力にサポートします。
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