当社は、平成27年12月22日に公表した平成27年12月期の連結業績予想、及び、平成27年11月13日に公表した平成27年12月期の個別業績予想、並びに、平成27年12月22日に公表した1株当たり配当予想金額について、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
また、平成27年12月期の個別決算において特別損失及び営業外費用を計上することとなりましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.連結業績予想の修正
(1)平成27年12月期 通期連結業績予想数値の修正
(平成27年1月1日~平成27年12月31日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり当期純利益 | |
---|---|---|---|---|---|
前回発表予想(A) (平成27年12月22日公表) |
百万円 6,980 |
百万円 ▲500 |
百万円 ▲500 |
百万円 ▲400 |
円 銭 ▲8.72 |
今回修正予想(B) | 7,013 | ▲381 | ▲338 | ▲217 | ▲4.74 |
増減額(B-A) | 33 | 119 | 162 | 183 | 3.98 |
増減率(%) | 0.5% | - | - | - | - |
(ご参考)前年同期実績 (平成26年12月期) |
5,965 | 22 | 7 | 11 | 0.25 |
(2)業績予想修正の理由
売上高については、自社クラウド基盤「cybozu.com」上で提供するクラウドサービスの売上がさらに積み上がり、前回発表予想と比べ増加し7,013百万円となる見通しです。
営業利益および経常利益、当期純利益については、売上が前回発表予想を上回る見通しであること、販売管理費が減少したことなどから、それぞれ▲381百万円、▲338百万円、▲217百万円となる見通しです。
2.個別業績予想の修正
(1)平成27年12月期 個別業績予想数値の修正
(平成27年1月1日~平成27年12月31日)
売上高 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり当期純利益 | |
---|---|---|---|---|
前回発表予想(A) (平成27年11月13日公表) |
百万円 6,600 |
百万円 0 |
百万円 ▲100 |
円 銭 ▲2.18 |
今回修正予想(B) | 6,672 | 123 | ▲80 | ▲1.76 |
増減額(B-A) | 72 | 123 | 20 | 0.42 |
増減率(%) | 1.1% | - | - | - |
(ご参考)前年同期実績 (平成26年12月期) |
5,684 | ▲91 | ▲97 | ▲2.12 |
(2)業績予想修正の理由
売上高については、連結業績と同様にクラウドサービスの売上がさらに積み上がり、前回発表予想と比べ増加し6,672百万円となる見通しです。経常利益については、「4.個別決算における特別損失及び営業外費用の計上」に記載のとおり、貸倒引当金繰入額50百万円を計上したものの、連結業績と同様に売上が前回発表予想を上回る見通しであることなどから123百万円となる見通しです。また、当期純利益については、「4.個別決算における特別損失及び営業外費用の計上」で記載のとおり、関係会社株式評価損172百万円を計上したものの、会計上費用となっている自社開発ソフトの税務上の加算調整額が増加したことにより法人税等調整額を▲87百万円計上する見込みであることなどから▲80百万円となる見通しです。
3.配当予想の修正
(1)配当予想の内容
1株当たり配当金 | |||
---|---|---|---|
基準日 | 第2四半期末 | 期 末 | 合 計 |
前回発表予想 (平成27年12月22日公表) |
0円00銭 | 5円87銭 | 5円87銭 |
今回修正予想 | - | 5円92銭 | 5円92銭 |
当期実績 | 0円00銭 | - | - |
(ご参考)前期実績 (平成26年12月期) |
0円00銭 | 3円68銭 | 3円68銭 |
(2)配当予想修正の理由
当社は配当に関して、クラウド関連事業の売上総額の10%を配当額とする方針をとっております。
今回の業績予想修正の理由に記載とおり、平成27年12月期のクラウド関連事業の売上総額が増加したため、1株当たり年間配当予想を1株につき前回発表予想の5円87銭から5円92銭に修正させて頂きます。
但し、平成28年3月開催予定の第19回定時株主総会におきまして、承認可決されることを条件といたします。
4.個別決算における特別損失及び営業外費用の計上
(1)特別損失及び営業外費用の内容、発生の理由
当社が保有する関係会社株式のうち、連結子会社であるCYBOZU CORPORATIONの株式について、減損処理を行い、関係会社株式評価損172百万円を特別損失に計上いたします。また、CYBOZU CORPORATIONへの貸付金の一部に対して貸倒引当金を設定し、貸倒引当金繰入額50百万円を営業外費用に計上いたします。これは、CYBOZU CORPORATIONが米国での事業を本格的に開始してからまだ2年ほどの投資フェーズにあり、CYBOZU CORPORATIONの損失が積み上がったことによるものです。金融商品に関する会計基準では、比較的短期での回復可能性を要求されることとなり、監査法人と協議した結果、保守的にこのような処理をすることといたしました。しかしながら、当社といたしましては、CYBOZU CORPORATIONについて、長期的には米国市場での成長可能性があると考えており、取得原価までの回復可能性及び貸付金の回収見込は十分あると判断しておりますので、引き続きCYBOZU CORPORATIONを通じて米国への投資を行っていく予定です。
(2)業績に与える影響
上記の特別損失及び営業外費用は、「2.個別業績予想の修正」に織り込んでおります。なお、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
以 上
- 本件に関するお問い合わせ先
- サイボウズ株式会社 (コード番号4776 東証第一部) http://cybozu.co.jp/
〒103-6028 東京都中央区日本橋 2-7-1 東京日本橋タワー 27 階
事業支援本部 IR担当
電話番号 03-4306-0808(代表)