当社は、平成27年12月期の連結・個別決算において特別利益を、また、平成27年12月期の個別決算において特別損失を計上する見込みとなりましたので、下記のとおりお知らせいたします。
また、個別業績の予想値については、平成27年2月13日の「平成26年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の公表時点では開示を省略しておりましたが、今般、前期実績値との対比においてその差異が適時開示の基準に達する見込みとなりましたので、下記のとおりお知らせいたします。なお、連結業績については、平成27年2月13日の「平成26年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の公表から変更ありません。
記
1.連結・個別決算における特別利益の計上
(1) 特別利益の内容、及び、発生の理由
当社は平成27年7月に東京オフィスを東京都文京区後楽から東京都中央区日本橋に移転し、平成27年7月に移転先の不動産会社より支度金160百万円を受領しましたが、その処理を監査法人と検討した結果、平成27年第3四半期において特別利益として計上することとなりました。
(2) 業績に与える影響
連結業績に与える影響については、平成27年2月13日に公表した連結業績予想に織り込み済みのため、変更はありません。また、個別業績に与える影響については「3.個別業績予想」に織り込んでおります。
2.個別決算における特別損失の計上
(1) 特別損失の内容、及び、発生の理由
当社が保有する関係会社株式のうち、連結子会社であるサイボウズ総合研究所株式会社の株式について、減損処理を行い、関係会社株式評価損約203百万円を特別損失に計上する見込みとなりました。
これは、サイボウズ総合研究所株式会社が平成27年3月27日に当社に対して430百万円の配当を実施したことにより実質価額が著しく低下したことによるものです。
(2) 業績に与える影響
上記の特別損失は、「3.個別業績予想」に織り込んでおります。なお、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
3.個別業績予想
(1)平成27年12月期 個別業績予想(平成27年1月1日~平成27年12月31日)
平成27年12月期の個別業績の予想値は、平成27年2月13日の「平成26年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の公表時点では開示を省略しておりましたが、今般、前期(平成26年12月期)の実績値と比較して、その差異が適時開示の基準に達する見込みとなり、公表することといたしました。
売上高 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 |
|
---|---|---|---|---|
前期実績(A) | 百万円 5,684 |
百万円 ▲91 |
百万円 ▲97 |
円 銭 ▲2.12 |
今回発表予想(B) | 6,600 | 0 | ▲100 | ▲2.18 |
増減額(B-A) | 916 | 91 | ▲3 | ▲0.06 |
増減率(%) | 16.1% | - | - | - |
(2)前事業年度実績との差異が生じた理由
売上については、自社クラウド基盤「cybozu.com」上で提供するクラウドサービスの売上が積み上がっていること等により、前期実績に比し増加し6,600百万円となる見通しです。経常利益については、連結子会社であるサイボウズ総合研究所株式会社から430百万円、同じく連結子会社であるサイボウズ・ラボ株式会社より100百万円の配当を営業外収益として計上したものの、東京オフィスの移転があったことや、広告宣伝投資を国内において積極的に行っていること等から、営業費用が拡大し、経常利益は0百万円となる見通しです。また、当期純利益については、「1.連結・個別決算における特別利益の計上」に記載したとおり、東京オフィスの移転に関する不動産会社からの支度金160百万円を特別利益に計上するものの、「2.個別決算における特別損失の計上」に記載したとおり、連結子会社であるサイボウズ総合研究所株式会社の株式について、関係会社株式評価損約203百万円を特別損失に計上する見込みであること等から、当期純損失は100百万円となる見通しです。
(※注)業績予想、及び将来の予測等に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであります。予想には、様々な不確実要素が内在しており、実際の業績はこれらの予想数値と異なる可能性があります。
以 上
- 本件に関するお問い合わせ先
- サイボウズ株式会社 (コード番号4776 東証第一部)http://cybozu.co.jp/
〒103-6028 東京都中央区日本橋 2-7-1 東京日本橋タワー 27階
事業支援本部 IR担当
電話番号 03-4306-0808(代表)