当社は、平成26年３月31日開催の取締役会において、連結子会社であるサイボウズスタートアップス株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：山本裕次、以下Cstap）の株式売買契約を、Cstap代表取締役社長山本裕次氏と平成26年３月31日付で締結することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
１．子会社株式の譲渡、及び、特別利益発生の理由
Cstap事業の方向性、及び当社グループとの事業シナジー創出等について検討する中で、Cstapの代表取締役社長である山本裕次氏より株式買取の申し出を受けました。両者で検討を重ねた結果、当社から独立した経営体制に移行させることが有益であると判断し、当社所有のCstap株式を山本裕次氏へ譲渡することで合意いたしました。なお、契約上は同氏の資産管理会社への売却となります。
今回の譲渡により、平成26年12月期の連結決算において特別利益が約31百万円、また、平成26年12月期の個別決算において特別利益が約26百万円程度発生する見込みです。
２．異動する子会社の概要
| (1） | 名 称 | サイボウズスタートアップス株式会社 | |
|---|---|---|---|
| (2） | 所 在 地 | 東京都文京区後楽１－４－１４ | |
| (3） | 代表者の役職氏名 | 代表取締役社長 山本 裕次 | |
| (4） | 主な事業の内容 | ベンチャー事業、投資事業 | |
| (5） | 資 本 金 | 100百万円 | |
| (6） | 設 立 年 月 日 | 平成22年８月２日 | |
| (7） | 大株主及び持株比率 | サイボウズ株式会社 | 100％ |
| (8） | 当社と当該会社 との間の関係 |
資本関係 | 当社が当該会社の発行済株式の100％を所有しております。 |
| 人的関係 | 当該会社の取締役１名は、当社職員が兼務しております。 | ||
| 取引関係 | 製品またはサービスの販売等の取引関係があります。 | ||
| (9） | 当該会社の最近３年間の経営成績及び財政状態 | ||
| 決算期 | 平成23年12月期 | 平成24年12月期 | 平成25年12月期 |
|---|---|---|---|
| 純資産 | 20百万円 | 10百万円 | 12百万円 |
| 総資産 | 26百万円 | 16百万円 | 19百万円 |
| １株当たり純資産 | 20,541円 | 7,127円 | 6,165円 |
| 売上高 | 0百万円 | 4百万円 | 19百万円 |
| 営業利益 | ▲58百万円 | ▲59百万円 | ▲48百万円 |
| 経常利益 | ▲58百万円 | ▲59百万円 | ▲48百万円 |
| 当期純利益 | ▲58百万円 | ▲59百万円 | ▲48百万円 |
| １株当たり当期純利益 | ▲58,681円 | ▲39,900円 | ▲24,180円 |
| １株当たり配当金 | 0円 | 0円 | 0円 |
３．株式の譲渡先の概要
| (1） | 氏 名 | 山本 裕次 | |
|---|---|---|---|
| (2） | 住 所 | 東京都世田谷区 | |
| (3） | 当社と当該個人の関係 | 資本関係 | 該当事項はありません。 |
| 人的関係 | 山本裕次氏は当社執行役員であり、当社との間に委任契約を結んでおります。なお、同氏との委任契約は、本日平成26年３月31日をもって終了いたします。 | ||
| 取引関係 | 該当事項はありません。 | ||
※ 株式売買契約上は、同氏の資産管理会社（株式会社ナノバンク、所在地：東京都世田谷区）への株式売却となります。
４．譲渡株式数、譲渡価額及び譲渡前後の所有株式の状況
| (1） | 異動前の所有株式数 | 2,000株（議決権の数 2,000個）（議決権所有割合100％） |
|---|---|---|
| (2） | 異動株式数 | 1,400株（議決権の数 1,400個） |
| (3） | 譲渡価格 | 35百万円 |
| (4） | 異動後の所有株式数 | 600株（議決権の数 600個）（議決権所有割合30％） |
５．日程
| (1） | 取締役会決議日 | 平成26年３月31日 |
|---|---|---|
| (2） | 契約締結日 | 平成26年３月31日 |
| (3） | 株式譲渡実行日 | 平成26年３月31日（売買資金決済済み） |
６．今後の見通し
本件株式の譲渡が完了すると、Cstapは当社の連結の範囲外となります。また、本件子会社の異動に伴い、平成26年12月期の連結決算において特別利益を約31百万円計上、単体においては特別利益を約26百万円計上する予定です。また、当期純利益については、過年度に計上済みの減損損失の認容により税金費用が減少し、連結当期純利益に与える影響額は約71百万円（プラス）、単体当期純利益に与える影響額は約66百万円（プラス）となる見込みであります。
なお、現時点におきまして、平成26年12月期連結業績予想の修正を行う予定はございません。
以 上
（参考）当期連結業績予想（平成26年２月13日公表分）及び前期連結実績
| 連結売上高 | 連結営業 利益 |
連結経常 利益 |
連結当期 純利益 |
|
|---|---|---|---|---|
| 当期連結業績予想 （平成26年12月期） |
百万円 5,400 |
百万円 0 |
百万円 0 |
百万円 0 |
| 前期連結実績 （平成25年12月期） |
5,197 | 288 | 264 | 188 |
- 本件に関するお問い合わせ先
- サイボウズ株式会社 （コード番号４７７６ 東証第一部）http://cybozu.co.jp/
〒112-0004 東京都文京区後楽一丁目４番14号
事業支援本部 IR担当
TEL: 電話番号 03-5805-9035（代表）
